KEIMEI GAKUIN EDUCATION

啓明学院の教育

高校学びの特色

幅広く学び、好奇心・探究心に火をつける

啓明学院の標榜するリベラルアーツ型教育では、キリスト教主義による人間教育を土台に、論理的思考力を高める文理横断型のアクティブラーニング授業などによる多彩な知識の習得や、本物に触れる芸術教育、整備された環境で行われるICT教育など、圧倒的な質と量の学びを大切にしています。例えば1年生までの「読書」の授業で探究型学習の土台を固めた上で、高校2年、3年では「学術研究」に取り組み、分析や考察を基に自らの研究レポートを作成します。この経験は、生徒たちが社会課題に目覚める機会と共に、大学での学びに直結するスタディスキルを身につけることになっています。

学ぶ方向性を定めるための高大連携システム

関西学院大学に連なる高校と共に行う「関西学院世界市民明石塾」や啓明学院も参加しているWWL(World Wide Learning)コンソーシアムのプログラムが活発に行われています。また、関西学院大学の先生方による学部説明会・留学説明会が啓明学院で開かれます。高校3年次の選択科目「法律学」や「社会学」は、関西学院大学の先生から教わります。このように高大連携システムは盤石です。
また関西学院大学での早期単位取得(Advanced Placement)ができる高大連携科目履修制度もあります。このような機会は、大学で何を学ぶのか、生徒たちの目的意識を高めます。「もっと専門的に学びたい」という探究心旺盛な生徒のために、2021年度には新たに理数研究グループを立ち上げる予定ですし、神戸大学などとの連携事業であるROOTプログラム(国際的科学技術人材挑戦プログラム)などに応募する機会もあります。

多様性と国際性を身につける国際教育

全校生徒の約1割は帰国生ですので、様々な生徒たちが日常的に刺激し合うことによって生まれる多様な文化が啓明学院にはあります。またネイティブスピーカーの英語教員が各学年に配属され、毎年長期、短期の留学生を受け入れており、授業以外にも英語を使える機会が豊富にあります。長期休暇中にはイタリア、フランス、中国など他国の高校生と英語を共に学ぶ、イギリス英語国際交流研修や現地の社会問題を解決するソーシャルビジネスを学ぶミャンマースタディツアーがあり、大勢の希望者が殺到しています。また隔年でテキサス州ダラスにあるサザンメソジスト大学などで学ぶ、アメリカ英語研修ツアーが始まる予定です。
その他、高校在籍時に自主的に留学する生徒は毎年15名前後いますし、大学に進学後、海外留学する卒業生も大勢います。このように多様性と国際性を身につける啓明学院の国際教育は、グローバルな学びへの推進力となっています。