啓明の体験型教育② キャンプ

大自然の中で
新たな友情をはぐくみ、
建学の精神を学ぶ

岡山県瀬戸内市牛窓町の沖に浮かぶ前島と青島には、啓明学院前島キャンプと関西学院青島キャンプの2つのキャンプ地があります。前島キャンプは宿泊施設を備えたキャンプ場で、青島は無人島のため、キャンプはテント生活となります。中学1年生と高校1年生は、6月に2泊3日の前島キャンプを体験します。中学1年生は、泥んこになりながらひとつのボールを追う啓明学院名物「メチャビー」などのプログラムを通して、みんなすぐに仲良くなり、友と支え合うことを学びます。高校からの入学生は、中学からの進学生と一緒に生活することで、新たな友情をはぐくみます。また、中学2年生の夏休みには、青島で遠泳などに取り組むサマーキャンプが行われます。

大自然の中での
共同生活

啓明学院では、キャンプが重要な役割を果たしています。それは、イギリスのパブリックスクールが全寮制で、生徒が親元を離れ、厳しい規律のもとで共同生活を経験するのと似ています。中学2年生が4泊5日で行う青島キャンプは、中学生活前半のハイライトです。草を刈り、道を作り、森の中でテントサイトを見つけ、焚き火で自炊をするなどの体験を通じて、「自立と共同生活」を学びます。光と風を感じ、海や生物など自然の神秘にふれることで、便利な都会を離れて、人間の生活の原点を知ります。