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国内外から数学の研究者が来校、共同研究へ 〔数理科学研究会〕

2023年5月20日

5月18日(木) 東京から安福  智明氏、末續  鴻輝氏(国立情報学研究所)、インドからUrban Larsson氏(インド工科大学客員教授)が啓明学院を訪問され、数理科学研究会の部員と研究アイデアを交換されました。

Larsson氏は、スウェーデン出身で、カナダ、シンガポール、イスラエル、インドなど世界各地で研究をしながら教えていらっしゃいました。現在、英国のケンブリッジ大学出版局から「Game of No Chance」を出版する予定で、数学研究の世界では著名な方です。

今回は日本に招かれて、筑波大学、国立情報学研究所、京都大学で研究をして来られました。関西へ来られた機会に、国立情報学研究所の安福 智明氏、末續 鴻輝氏とともに啓明学院を訪問し、共同研究をして下さることになりました。1月に国際学会(ポルトガルで開催)で発表した眞部 光さん(高2)の研究に興味をもったことがご縁となりました。

議論の結果、かなり面白い数学的ゲームのアイデアが生まれ、いま眞部さん、高橋 祥英さん(高3)が新しいゲームの解析をプログラミングを使って始めています。

数理科学研究会には、中学生も入部しています。大学生との交流も盛んで、多様なテーマでいくつもの研究が並行して進められています。