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その他

2020年度 ROOTプログラム受講 (高2)

2021年3月18日

高校2年生が、国際的科学技術人材育成挑戦プログラムROOTを受講しました。

ROOTプログラムは、神戸大学を実施機関とし、関西学院大学、兵庫県立大学、甲南大学が共同で運営しています。

2020年7月から2021年1月にかけて、受講生は、第一線で活躍する研究者の講義を聴き、自分の研究テーマを探究しました。今年度は新型コロナウィルス感染防止のため、講義はすべてオンラインで実施されました。

 

 

 

受講生のノート

専門用語と図を交えて、講義内容が整理されています。

 

 

【受講生の感想】

たくさんの講義の中で、特に印象に残っているのは、バイオミメティクスでした。バイオミメティクスは「生物模倣」と呼ばれています。生物の構造や機能、生産プロセスなどから着想を得て、新しい技術の開発やものづくりに活かそうとする科学技術のことです。たとえば、くっつき虫からヒントを得て、マジックテープが開発されました。また、蚊を真似して、痛みの少ない注射針が発明されました。

大学の先生方の講義を受講して、とても刺激を受けました。

私が探究してみたいテーマは、「二枚貝の閉殻筋(貝柱のこと)のキャッチ状態について」です。

将来の進路は未定ですが、4月からは理系クラスに進む予定です。

 

昨年度受講した三井愛理さん(本校卒業生)のことが、プログラム案内で紹介されています。三井さんは、プラナリアについての研究で文部科学大臣賞を受賞しました。