海外の大学研究誌に論文を投稿 「学術研究」有志メンバー(高3)

高校3年生のグループが取り組んだ数学の研究論文が、ニューサウスウェールズ大学*が発行する数学雑誌 Parabola**に掲載されました。

この成果を上げたのは、高校3年の授業「学術研究」で、『生と死を分ける数学』(キット・イェーツ著、冨永 星訳、草思社文庫)をテキストに学んでいるグループです。

研究は、日本の冤罪事件として有名な弘前事件に使われた確率論の公式を、これまで日本の学者が考えなかったような観点から検討し直したものです。

高校生がこの雑誌に論文を出すことは珍しいので注目され、興味を持った海外の研究者から共同研究の提案もされました。

 

2025年4月掲載分

論文タイトル

Probability Theory and Wrongful Conviction(冤罪と確率論)

著者

赤枝 美香、磯田 聖夢、伊村 和香奈、岡 彩葉、坂井 里緒奈、坂本 玲衣、西川 真央、藤原 悠雅、宮寺 良平(指導教員)

 

数学雑誌 Parabolaは、こちら

現在、12月初旬にもう1編、来年の4月に1編の出版が決まっています。

12月の論文は「確率論と社会」、4月の論文は「指数関数と社会」というテーマです。

以上の研究は、指導教員の宮寺先生のもとで生徒がアイデアを持ち寄り、宮寺先生がアイデアを組み合わせて論文にまとめました。

 

*ニューサウスウェールズ大学(UNSW Sydney、オーストラリア)は、QS世界大学ランキングの上位の常連です。2025年度版では、UNSW Sydneyは20位です。Yale Universityが21位、東京大学35位、京都大学57位となっています。

**Parabolaは、オーストラリア、ニューサウスウェールズ大学の数学・統計学部が1964年から発行している伝統ある研究誌です。

 

『生と死を分ける数学』(キット・イェーツ著、冨永 星訳、草思社文庫)をテキストに学んでいるグループのメンバー

赤枝 美香、磯田 聖夢、稲原 幸大、伊村 和香奈、岡 彩葉、坂井 里緒奈、坂本 玲衣、島田 琉之介、白鷹 結仁、西川 真央、沼田 蒼瑚、端 健一郎、藤原 悠雅、松井 大樹

啓明学院中学校・高等学校
〒654-0131 兵庫県神戸市須磨区横尾9丁目5番1 
TEL 078-741-1501