1学期の終業式を迎え、皆さんの今学期の頑張りがこれからの歩みにつながることを願っています。
いよいよ始まる夏休みは、普段できないことに挑戦し、目標に向かって一段上のレベルを目指せる貴重な時間です。一人ひとりがチャレンジ精神を発揮し、大きく成長してくれることを期待しています。
最近、美輪明宏さんや作家の庄司薫さんの訃報がありました。私が10代の頃に傾倒した庄司さんの作品は、周囲に流されず「自分の頭で考え、誠実に生きる格好良さ」を示し、生きる上での自分だけの「確かなものさし」を持つことの大切さを教えてくれました。
皆さんは、SNSの「いいね」など多くの「他人のものさし」に囲まれています。しかし、周りの目ばかりを気にしていては、他人の人生の脇役を演じるようなものです。皆さんには、かけがえのない価値があります。周囲に流されず、「何が正しいか、美しいか」を自分で判断できる「自分だけのものさし」を育てていきましょう。
この「ものさし」は、ただ待っているだけでは手に入りません。自分の慣れ親しんだ「心地よい場所(コンフォートゾーン)」から一歩踏み出し、主体的に行動することが必要です。
• 徹底的にこだわる: 本の精読や部活動のワンプレーなど、一つのことに取り組んで自信を培う。
• 圧倒的な量をこなす: 読書や学習など、圧倒的な量をこなす中で真理を掴む。
• 未知の世界へ行く: 実際に足を運び、新しいことに挑戦して視野を広げる。
思い通りにいかない違和感やストレスを乗り越えてこそ、本物の自分の核が作られます。2度とない2026年の夏を、自分を鍛える挑戦の時間にしてください。
また、自分を律して挑戦するときには、自分自身を守る意識も不可欠です。 海や川などでは「これくらい大丈夫」という過信やその場のノリは禁物です。危険を感じたら引き返す冷静なブレーキを自分でかけてください。
ネットやSNSの誘惑も同様です。「おかしい」と感じたら、空気に流されず「逃げる勇気」を出しましょう。目的なく画面をスクロールして時間を消費するのは、人生の浪費です。10代は人生の土台となる時期です。時間を大切に使いましょう。
学校の企画や部活動、そして勉強。「後でやっておけばよかった」と悔やむのではなく、今、未来を開く一歩を踏み出しましょう。 2学期の始業式で、一回りタフに成長した皆さんと再会できることを楽しみにしています。
2026年7月18日
指宿 力

