
8月5日(土) Summer Project 「能登魅力化プロジェクト」3日目の様子です。
能登高校魅力化コーディネーターと連携し、世界農業遺産(FAO)に認定された課題先進地、能登(石川県)でのフィールドワークを行っています。
能登高校の生徒との交流やグループワークを通して、地方特有の課題に目を向けることがプロジェクトのねらいです。
高校生11名が参加しています。
アイスブレイキングをしてからグループワークスタート。能登高校の生徒9名も参加しています。
【ワークのテーマ(解決してほしい課題)】
顧客が農家民宿(春蘭の里)に泊まりたくなるような、能登の魅力を楽しめる体験メニュー(観光プログラム)を企画するにはどうしたらよいか?
①想定する顧客のターゲット(各グループが1つ選ぶ)
・神戸の高校生
・神戸の富裕層
・神戸に住む外国人
→ ペルソナを設定する(名前、性別、年齢、国籍、趣味や興味)
②体験メニュー(観光プログラム)に使える能登の資源の洗い出し
洗い出しの観点
・能登にどんな人がいるか、どんな交流ができるか
・能登にしかないモノ、能登と他では違うモノ(有形・無形)
・神戸にファンがいて、能登で見たり食べたり体験したりできること
③誰に、どんな資源を使って、どんな体験メニュー(観光プログラム)を提供するのか(①と②の組み合わせ)
④考え出した体験メニュー(観光プログラム)を実施するにはどんな問題や課題があるか
午後は、いっしょにグループワークを行なった能登高校の生徒も2人合流して、五色ヶ浜海水浴場でリラックスタイム。
「いかの駅 つくモール」で、お土産購入とイカキングの前で写真撮影。
イカキングといえば、このプログラムに関わってくださった能登町役場の綱屋さんが企画したもので、コロナ禍の最中に製作され、SNSで世界中からバッシングされました。
しかし、現在は観光客を集める名所としてしっかり役割を果たしているとのことです。
九里川尻でバーベキュー
能登高校の生徒とも交流のひとときを過ごしました。
夜、珠洲市で行われた「宝立七夕キリコ祭」を鑑賞しました。
地元の飯田高校の生徒にガイドもしていただきました。
観光目的でない、地元の方々が昔からずっと受け継ぎ守ってきた祭りの熱気と迫力に圧巻でした。能登では、それぞれの地域で違った祭りが、夏から秋にかけて毎週のようにどこかで行われているようです。地域によっても祭りのあり方は様々です。
宝立では、すぐ横で巨大なキリコを担ぐ姿を見たり、掛け声やお囃子を聞きながら、夜10時半のクライマックスまで鑑賞したりして宿舎に戻りました。