
本校卒業生の宮田 夏実さん(2015年卒業)がデフフットサル日本女子代表としてW杯に出場し、優勝を果たしました。
宮田さんからコメントが届きましたので紹介します。
前回大会優勝国のブラジルにPKの末、勝利し、デフフットボール史上初の優勝を掴み取りました。
スイスW杯でブラジルに負けてからこの4年間、ブラジルを倒すために取り組んできたので、本当に感無量でした。 これまでデフフットサルに関わる方々の想いが、このチームの血となり肉となっていることを感じた大会でした。
来年の3月に、トルコで冬季デフリンピック(聴覚障害者のオリンピック)があるので、2連覇を目指します。
これからも私たちのプレーを通して、誰かが頑張る少しのきっかけ、勇気や感動をお届けできるよう精進して参ります。
デフとは耳が聞こえない人のことを指します。
宮田さんには先天性の聴覚障害があります。高校時代はサッカーに打ち込み、2013年デフリンピック(聴覚障害者のためのオリンピック)に日本女子代表として出場しました。関西学院大学へ進学後は、体育会サッカー部でプレーしました。卒業後もデフサッカーとフットサルで活躍し、前回大会(2019年スイス)に続いて2回目の出場でした。
*『第5回ろう者フットサル世界選手権大会(デフフットサルワールドカップ2023)』は、11月9日~11月18日、ブラジル(サン・ジョゼ・ドス・カンポス)で開催されました。
詳しくは 一般社団法人 日本ろう者サッカー協会のホームページへ こちら