
2月15日(月) 中学3年生「読書」の授業ではリサーチレポートの発表が行われています。
今日は、グループの代表として3人の生徒が研究成果を発表しました。
発表時間の目安は、6分程度のプレゼンテーション、2分程度の質疑応答です。
「カピタンが江戸参府したことの一番の利点は何だったのか」というテーマで研究しました。
Aという資料には、・・・、ところが、Bという資料を読むと・・・。
発表者が作成したレジュメは、配信されてタブレットで読むことができます。
「すばらしい発表、ありがとうござます。1つお聞きしたいのですが、・・・」
質問者は、質疑応答のマナーをしっかり身につけています。
「吉田松陰は『留魂録』に何を託したか」というテーマで調べたことを発表します。
調べていくと、・・・ということがわかってきました。
「伊藤博文がもみじ饅頭の起源である、との関係が否定されるわけ」を探究しました。
諸説あるのですが、通説では・・・となっていますが、実は・・・。
今日の発表で共通していたことは、研究テーマは変わっていくということでした。本を読んで調べていくと、次々に新たな事実がわかってきます。そして、はじめに設定していた問いを見直していく。このようなことを繰り返し経験していました。
こうして、中学3年生は、10,000字以上の研究レポートを書くことを通して、問い続けることの面白さを味わっています。
高校生になったら「学術研究」という授業で、新たなテーマでもっと深く探究していくことになります。