
数理科学研究会は、組み合わせ数学系の国際学会The 23rd Thailand-Japan Conference on Discrete and Computational Geometry, Graphs, and Games (TJCDCG3 2020+1)で、3つのテーマで審査通過して発表することになりました。
2つは啓明学院の生徒だけの研究で、もう1つは関西学院大学の学生との共同研究です。
発表したメンバーは、眞部 光くん(中3)、青野 大志くん、鈴木 煌清くん、高橋 祥英くん(以上高1)です。
この学会は、秋山 仁教授(東京理科大学)と加藤 直樹教授(兵庫県立大学社会情報科学部学部長)という、組み合わせ数学の世界的権威者を中心メンバーとして1997年に創設されました。その後、今世紀を代表する天才数学者の1人であるErik Demaine 教授(マサチューセッツ工科大学)などが加わって、年々参加者が増え、レベルの高い発表が多いことで知られています。
発表者は大学教員と大学院博士課程の人達がほとんどで、その中に混じって発表できることを、数理科学研究会顧問の宮寺先生は喜んでいます。
【審査経過】
石取りゲームの一種であるチョコレートゲームに関する研究が2つあり、これは審査では良い評価を取っていました。サイコロを使ったゲームの研究は審査員4名の評価が分かれて、ギリギリ通過しました。
数理科学研究会のメンバーと顧問の先生
ひものねじれに関する問題を考えています。
コンピュータで分析しています。
プログラミングを独自に学んでいます。