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国際学会の審査を通過 〔数理科学研究会〕

2021年7月29日

数理科学研究会は、組み合わせ数学系の国際学会The 23rd Thailand-Japan Conference on Discrete and Computational Geometry, Graphs, and Games (TJCDCG3 2020+1)で、3つのテーマで審査通過して発表することになりました。

2つは啓明学院の生徒だけの研究で、もう1つは関西学院大学の学生との共同研究です。

発表したメンバーは、眞部 光くん(中3)、青野 大志くん、鈴木 煌清くん、高橋 祥英くん(以上高1)です。

この学会は、秋山 仁教授(東京理科大学)と加藤 直樹教授(兵庫県立大学社会情報科学部学部長)という、組み合わせ数学の世界的権威者を中心メンバーとして1997年に創設されました。その後、今世紀を代表する天才数学者の1人であるErik Demaine 教授(マサチューセッツ工科大学)などが加わって、年々参加者が増え、レベルの高い発表が多いことで知られています。

発表者は大学教員と大学院博士課程の人達がほとんどで、その中に混じって発表できることを、数理科学研究会顧問の宮寺先生は喜んでいます。

 

【審査経過】

石取りゲームの一種であるチョコレートゲームに関する研究が2つあり、これは審査では良い評価を取っていました。サイコロを使ったゲームの研究は審査員4名の評価が分かれて、ギリギリ通過しました。

 

数理科学研究会のメンバーと顧問の先生

 

ひものねじれに関する問題を考えています。

 

 

 

コンピュータで分析しています。

 

     

プログラミングを独自に学んでいます。