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広島大学で招待講演を行う 〔数理科学研究会〕

2024年3月31日

3月21(木)~23日(土) 広島岡山代数学セミナーが広島大学で開催されました。

数理科学研究会の眞部 光さん(高2)、高橋 祥英さん(高3)、研究会顧問の宮寺 良平教諭に指導を受けている西宮市立西宮高校の水垣 慧太さん(高2)の3名が、講師として招かれて、これまでに行ってきた研究やその成果について発表しました。

今回は、西日本の大学が多いものの、関東そして海外からも参加者があり、国際的な学会といえます。参加者の中には大学の先生方と研究所の研究者、大学院生が含まれていますが、高校生が講師として招待されたことは、とても珍しいことです。

以下、宮寺教諭の談話です。

「通常の学会に比べて、一人の発表時間はかなり長く、45分から60分設けられていました。かなり詳しい内容を発表することができる、そして質問時間も長い枠組みでした。私達に与えられた時間は午前の部が60分、午後の部は90分というもので、異例でした。発表すべき内容が多かったので、合計150分を使っても、全部話せませんでした。研究への評価は、「高校生だから」というカッコ付きではなく、研究者として優れた研究をしているというものだったと思います。この学会に招待されたのは、日本組合せゲーム理論研究集会(2023年8月、国立情報学研究所で開催)で眞部さんが発表した内容を、広島大学の木村 俊一教授が高く評価してくださったことがきっかけでした。」

 

広島岡山代数学セミナー 詳しくは こちら