
2月7日(月) 第71回全国高等学校スキー大会(インターハイ本戦)が、岩手県八幡平市の安比高原スキー場で行われました。
高見 優志君(高1)がアルペンスキーのジャイアントスラローム(大回転)部門に出場しました。
レースは悪天候に見舞われ、168名が出場しましたが、途中棄権が続出。完走したのは132名と大波乱の展開に。その中で高見君は2本のレースを好タイムで滑りきり、107位と健闘しました。
皆さま、応援ありがとうございました。
レースの舞台は、安比高原スキー場カッコウコース。
スタート地点は標高1183m。ここから標高差280mを下ってフィニッシュ地点(標高903m)を目指す。
レースは2本。1本目のスタートは午前9時、気温はマイナス11度。露出した頬に痛みを感じる寒さだ。
ゼッケン165番、滑走順は最後から4人目だ。スタートを待つ。
雪質と雪温に合うワックスをスキーに塗って、スタート直前まで冷やす。
悪天候で視界不良の中、いよいよスタートだ。
アルペンスキー競技は、大回転(ジャイアントスラローム)と回転(スラローム)の2種目がある。
出場している大回転では、今大会のレース2本とも旗門数が37だ。
旗門は左右に幅広く振られたり、直線上に並んだりしているが、ブレーキをかけずにスキーを滑らせてタイムを縮める。
滑走順が後になればなるほど、コースが荒れてくる。選手が滑った雪面が深く掘れて、溝ができる。選手が滑るたびに溝が深くなっていくから、後から滑る選手はスキーをコントロールしにくくなる。
おまけにこの日の天候は雪。視界がとても悪く、コースアウトして途中棄権する選手が続出した。
レース2本そろえるのが大変な状況だった。
レースの公式結果は こちら