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今日の学校

「学術研究」の授業 テキスト分析のさまざまなアプローチ (高2)

2021年9月13日

高校2年生の「学術研究」の様子です。

テキストの分析をさまざまなアプローチで進め、文献研究の基礎を学んでいます。

高校3年生になると、個人研究テーマを設定して、12,000字程度のレポートを書きますが、現在はその前の段階にあたります。

 

 

 

テキストに書かれていることで、重要だと思われることをB6サイズのカードに書きとめています。

 

 

 

テキストに書かれていること、書かれていないこと、その背景について議論をしています。

 

 

テキスト『今日の芸術』(岡本 太郎、光文社知恵の森文庫、1999年)を読んで、書かれていることを実際に試しています。

「芸術は『きれい』であってはならない」、「芸術は『うまく』あってはいけない」とは、どういうことかを理解しようとしています。

 

〇手順

1.男子・女子のそれぞれのペアが絵を描きます。

2.絵を交換して、他のペアが描いた絵の上に、重ねて絵を描いていきます。

やってみると「きれいに描きたい」、「うまく描きたい」という意識をふりはらうのが難しいのです。

 

 

 

テキストに書かれている、ある概念についてのプレゼンテーションをします。その準備をしているところです。

今はブレーンストーミング段階です。ホワイトボードにアイデアを書き出しています。

The Tipping Point : How Little Things Can Make a Big Difference (Malcolm Gladwell, Little Brown and Company , 2000)という英書がテキストです。

 

 

2年生の授業のまとめとして、テキストの内容をレポートする「小主題レポート」についてガイダンスを受けています。

小主題レポートとは何か、章立てや構成、内容、字数など、条件や体裁について確認しています。

 

このように、文献を深く読み込んでいく、さまざまな方法を生徒たちは学んでいます。