9月21日(火)    高校3年生8名が、関西学院大学の秋学期の授業を大学生とともに受講しています。これは高大連携科目履修制度※を利用しているものです。

高大連携科目履修は、大学での学びを高校卒業を待たずに経験する、早期単位取得制度です。オープンキャンパスの模擬授業とは違い、毎週1回、100分授業、全14回を受講します。小テストやレポートなども課され、成績も判定されます。単位を修得し、同大学に進学した場合、卒業単位として認定されます。

現在は新型コロナウィルスの感染状況をふまえて、オンライン授業となっています。

※関西学院大学と啓明学院との高大連携協定に基づき、2016年度に始まりました。啓明学院高校の校長から推薦を受けた高校3年生が受講しています。これまでに40名以上が単位を修得しています。

DIG(Digital Innovation Garage)で、火曜日に受講している3名。このほか木曜日に5名が受講しています。

高校の授業を6コマ受けて、さらに100分の授業。学ぶことが楽しいからできるのです。

コロナ禍の厳しい状況にもかかわらず、学びの機会を提供してくださっている関西学院大学の教職員の皆様に感謝いたします。

授業が終わると、窓の外には夕空が広がっていました。秋分を過ぎました。

「秋は夕暮れ、夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへいくとて、三つ四つ二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。」(『枕草子』第一段、清少納言)