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今日の学校

選択授業「社会学」「法律学」  (高3)

2021年9月30日

9月28日(火) 高校3年生の選択授業の中には、関西学院大学の先生方に教わるものがあります。

「社会学」と「法律学」の授業の様子です。

 

 

 

「社会学」 松本 隆志先生(関西学院大学社会学部講師)

社会学とはどのような学問かということについて解説していただきました。

社会学では、個人を超えた次元の事柄を対象にします。たとえば、学級崩壊の事例を検討してみると、たんに生徒個人の事情だけではなく、社会制度の問題(学校に行く位置づけの時代的な変化など)として考えることもできます。

 

 

 

「法律学」 田中 通裕先生(関西学院大学名誉教授)

民法の家族法について講義を受けました。様々な事例を見ながら、この日は、嫡出子や死後懐胎子の法的地位などを学びました。

 

授業内容を生徒が理解するには、様々な科目で学んだ知識を統合する必要があります。

説明される抽象概念は、教科書に記載されている内容のレベルを上回ります。用語の定義や事例などは、高校生が理解できるように丁寧に説明されますが、それでも生徒は頭をフル回転させなければなりません。

このようにして、生徒は高校在学中に大学の専門分野の一端を学びながら、大学で学ぶことへの期待に胸を膨らませていきます。「大学の学部を選択するときに、この授業を受けたことがきっかけになった」という卒業生の声を聞くことがあります。