KEIMEI GAKUIN TOPICS BLOG

今日の学校

礼拝 (高校)

2020年10月9日

今日の奨励では「『島唄』の本当の意味」と題して、沖縄についての話がされました。沖縄へは高校2年生がマレーシア・シンガポールの代わりに修学旅行で訪れる予定です。
沖縄を舞台にした『島唄』は国内で大ヒットし、海外でもカバーされた曲です。作曲者の宮沢和史さんが作曲したきっかけは、太平洋戦争末期の沖縄戦を知ったことでした。『島唄』の歌詞に秘められた意味とは・・・
ひめゆり学徒隊、集団自決など、沖縄には本土の防波堤となった苦しみ・悲しみの歴史があります。現在も、沖縄は米軍基地を抱え、観光と経済を本土に依存する複雑な関係と住民感情があります。宮沢さんは、沖縄の歴史と現在を知って、その思いを沖縄のおばあさんに伝えたかったのだそうです。
今日の奨励で、1曲の歌を通して「太陽と海」というイメージとは違う沖縄を私たちは知りました。歴史をふりかえり、あらためて平和について考え、祈りました。