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今日の学校

「総合政策トピックスA」 関西学院大学高大連携科目 (高校)

2023年8月13日

8月4日金)~9日(水) 関西学院大学総合政策学部の高大連携科目「総合政策トピックスA」が開講されました。啓明学院高校の3年生3名が、大学生、関西学院高等部、関西学院千里国際高等部の生徒ともに受講しました。

この講座は、村田 俊一 特任教授と豊原 法彦 経済学部教授が担当する春学期集中科目です。

国際公共政策の分野からケース・スタディを選択し、問題解決への関心、解決能力などの基礎的な国際要素を身に着けることを目的としています。

高校生が履修すると、関西学院大学進学後に大学の卒業単位として認定される制度になっています。

 

 

 

緑豊かな神戸三田キャンパス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

講師として、西村 幸子氏(国連人口基金(UNFPA)ミャンマー事務所)、石原 芙美香氏(外務省)、吉田 鶴子氏(UNEP)、福士 健介氏(国連大学サステナビリティ高等研究所)も登壇されました。

講義、ディスカッション、グループワーク、プレゼンテーションが行われました。

受講生は4チームに分かれて問題解決に取り組み、最終日には課題解決のマスタープランを発表しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【受講生の感想】
「総合政策トピックスA」を受講して、多角的視点や論理的思考力の礎を築くことができた。

普段は自分の意見に固執してしまうが、今回、年齢も立場も異なる人々と意見を交換することで、自分の偏っている部分がわかった。バランスの良い中立的な思考というのは、なかなか難しい。講座では、自らが培ってきた価値観や常識だと思っていたものを根本からひっくり返すようなことがあり、まるでドラマのような展開が私の中で起きていた。この講座は間違いなく、私の今までとこれからを変えるものである。とても貴重な体験だった。

今後は、「データを集めるだけでなく、そこから分析し、何が見えるか」ということを大事にしていきたい。これは授業のみならず、社会に出ても一生使うような能力である。どんな小さな情報でも流さず、そこから何が見えるかを深掘りしていきたい。