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今日の学校

啓明ビジネスプランコンテスト2021 クラス審査 (高1)

2021年9月9日

9月8日(水) 高校1年生が「啓明ビジネスプランコンテスト2021」のクラス審査を行いました。

このコンテストは、社会課題の解決を目指したソーシャルビジネスの企画を競い、ソーシャル・アントレプレナーシップ(社会起業家精神)を育むことを目的としています。

啓明学院がスーパーグローバルハイスクール※に指定期間中の2016年度に創設されました。今年は2年ぶり5回目の開催となりました(2020年度はコロナ禍のため中止)。※文部科学省

 

クラス審査では、生徒同士の相互採点を行いました。コンテストの1次審査に当たるものです。

 

 

 

   

 

 

事業企画書、損益計算書、審査の手引き、審査シートなど、資料やデータがTeamsで共有され、オンラインで参加している生徒も採点に加わりました。大きなトラブルもなく、時間内に審査が終わりました。タブレットやネットワークを活用する力がついています。

 

【コンテストテストの経過と今後】

・7月14日(水) 事前学習。社会課題の解決に取り組む起業家2人をお招きして、その考え方と事業の実際についてお話を聴きました。

・夏休み 個人または3人までのチームで、調査や取材をして、事業計画書を作成し、損益計算書とあわせて提出しました。

・9月8日(水) クラス審査。1クラス6つの班に分かれて、審査基準(社会性、独自性、ビジネス性)に基づいて相互採点を行いました。各クラスで12作品、学年合計で72作品を選出しました。

・9月末まで 2次審査(専門家による書類審査)。72作品の中から上位3作品が選ばれます。

・12月中旬予定 最終審査(プレゼンテーション)。2次審査の上位3作品を作成した個人またはチームが、高校1年生全員の前でプレゼンテーションに臨みます。

 

【社会課題・SDGs】

「社会課題」についての理解が、コンテスト創設時から年々深まってきています。それは、日頃から礼拝・教科・行事・クラブ活動などを通して、私たちがどのような社会を目指しているのかを学び続けていることもありますが、本学院卒業生の黒田尚子さん、竹下友里絵さんら、神戸を代表するソーシャル・アントレプレナーが、生徒たちのよきロールモデルとなっていることが大きいでしょう。2018年頃から日本政府がSDGsの啓蒙に取り組んできたことも、社会課題の理解を促進した要因となっています。このことは、時代が啓明の取り組みに追いついてきたともいえます。

「身近な問題を見つけてみよう」

これは事前学習で講師が繰り返し強調していたことです。グローバルな課題をローカルな取り組みで解決する。このコンテストを通じて、課題発見と課題解決の方法を生徒たちは学んでいます。

 

卒業生のソーシャルアントレプレナーと社会起業家精神については、こちらをご覧ください。こちら