
2月19日(金) 高校3年生が、関西学院大学の高大連携科目履修を修了しました。
高大連携科目履修制度とは、関西学院大学の授業を履修し、2単位が大学の卒業単位として認定されるものです。早期単位取得制度(Advanced Placement, AP)とも呼ばれています。
啓明学院高校は、関西学院高等部、関西学院千里国際学園、兵庫県内のスーパーグローバルハイスクール(SGH)指定校(2015〜2021年、文科省)とともに、高大連携科目履修制度を設けています。
今年度、秋学期に履修したのは、校内で推薦されたメンバー16人です。
高校の授業と並行して、9月から1月まで、毎週1回90分、合計14回の授業を受講してきました。
今年は、コロナ禍もあり全てオンライン授業でした。たくさんの課題レポートにも取り組みました。大学のキャンパスに通わなかったので、通学時間の負担は減りましたが、困ったときに受講生同士が相談しづらかったり、大学のキャンパスの雰囲気を味わうことができなかったり、なかなか大変な側面もありました。
春学期の集中科目「総合政策トピックスA」の3人を合わせると、高大連携科目を19人が修了したことになります。この制度が始まって5年、単年度の受講者・修了者の数は史上最高となりました(過去最高は7人)。
修了生は「専門的な内容の勉強ができて面白かった」、「大学生と一緒に学べて楽しかった」、「進路を考えるのに参考になった」、「大学で学ぶということが、高校生のうちにわかってよかった」、「時間の使い方が上手な人には、挑戦してみることを勧めます」と感想を述べています。